● |
|
|
|
|
|
|
● |
|
手塚治虫初期傑作集 (1) (小学館叢書) 単行本 1990/1/1
|
|
|
|
● |
|
|
|
|
|
● |
|
▼第1話/地底国の怪人▼第2話/ロストワールド ●登場人物/ジョン(技術者。父のあとをついで安全で速い乗り物をつくる/地底国の怪人)。敷島ケン一(動物の脳を人間の脳につくりかえる研究をしている博士。エネルギー石をみつけ悪人に狙われる/ロストワールド)。耳男またはミイちゃん(手術で人間化されたウサギ)●あらすじ/大学で偶然生まれたふしぎなウサギは、実験のため手術で人間化された。外へ逃げ出したウサギの耳男は、自分は人間だと思っているのにどこへいっても化け物扱いされてしまう。かくまってもらったところは、技術者のジョンの家だった。ジョンは事故で死んだ父の遺言である「いちばん安全では速いのりもの」をつくろうと計画していた。それは、地球を貫通するロケット列車だった。ジョンは完成した列車をつかって、地球貫通トンネルを掘ることを計画する。列車にのりこんで出発した耳男とジョン、そこにあらわれたものは…(第1話)。▼敷島博士の友人が何者かに殺され、義眼の中に隠していた石を盗まれた。それは博士が安全のため預けていたものだった。うさぎのミイちゃんは、探偵ヒゲオヤジを博士のところにつれていく。博士の研究は動物を人間化するもので、ミイちゃんはその第一号だった。盗まれた石は五百万年ぶりに地球に接近してきたママンゴ星から降ってきた七つの隕石で、並べて電流を流すと大きなエネルギーが生じることがわかっていた。それを悪者たちが狙っていたのだ。博士たちはあのエネルギー石を原動力にしてロケットをつくり、ママンゴ星にいってみることにする(第2話)。 ●本巻の特徴/ママンゴ星は、石炭紀の植物が残り恐竜の活動する前世紀(ロストワールド)の星だった。地球の接近で大暴風がまきおこり、ロケットをなくして地球に帰れなくなった敷島博士と植物人間あやめは、ママンゴ星のアダムとイヴとして生きていくことを誓う。 初期のSF三部作といわれる表題作と、おなじくウサギ人間の活躍するSF作品を収録。●その他の登場キャラクター/ハム・エッグ(第1話)、ビル(第1話)、地底国女王(第1話)、黒魔団(第1話)、邪我汰良平(第2話)、花輪重志(第2話)●その他のデータ/登場する機械・発明品~ロケット列車(第1話)、化石ダイヤ(第1話)、エネルギー石(第2話)、寄生藻(第2話) 解説~大林宣彦(映画監督)
|
|
|
|
● |
|
|
|
|
|
● |
|
商品の説明
|
|
|
|
● |
|
出版社からのコメント
|
|
|
|
● |
|
のちのテーマやキャラクターのすべてを見ることができるような、作家にとって核となり原点となる、みずみずしくも完成された作品群。壮大なロマンが繰り広げられる初期作品集
|
|
|
|
● |
|
登録情報
|
|
|
|
● |
|
出版社 : 小学館 (1990/1/1)
|
|
|
|
● |
|
発売日 : 1990/1/1
|
|
|
|
● |
|
言語 : 日本語
|
|
|
|
● |
|
単行本 : 395ページ
|
|
|
|
● |
|
|
|
|
|
● |
|
手塚 治虫
|
|
|
|
● |
|
1928年、大阪府豊中市生まれ。本名・治。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、ス トーリー漫画の単行本『新宝島』がベストセラーになり、注目される。以後、幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、子どもたちに夢を与えつづけてきた。『ネ オ・ファウスト』など3作連載中の89年2月9日に胃ガンのため死去。無類の昆虫好きとして知られ、「オオムラサキを守る会」の理事や「日本昆虫倶楽部」 の初代会長を務めた
|
|
|
|
● |
|
|
|
|
|
● |
|
アマゾンの書評より
|
|
|
|
● |
|
5つ星のうち5.0 妹の匂いたち込める名作2編。
|
|
|
|
● |
|
「地帝国の怪人」
|
|
|
|
● |
|
「ロストワールド」
|
|
|
|
● |
|
という手塚まんがを知る上で欠かせない2作が一度に読めるという意味では有難い本だと思います。
|
|
|
|
● |
|
この作品が、どれほど当時の少年たちを熱狂させたか、多くの書物が語っています。
|
|
|
|
● |
|
2つの作品に共通なのが、ウサギです。耳男、ミイちゃん。人間と等しく言葉を喋るウサギとヒゲオヤジのコンビが登場し、冒険を繰り広げます。
|
|
|
|
● |
|
ミイちゃんは、やがて、アトムになり、写楽になるわけですね。
|
|
|
|
● |
|
ヒゲオヤジという手塚まんが最高の名優も大活躍です。
|
|
|
|
● |
|
そして、「ロストワールド」で欠かせないのが、児童漫画で初めて女性のヌードが登場したことでしょう。
|
|
|
|
● |
|
あとがきを映画監督の大林宣彦さんがお書きになっていますが、手塚まんがは妹の匂い、と表現しています。
|
|
|
|
● |
|
なるほど、と思いました。
|
|
|
|
● |
|
妹の匂いがたち込める名作2編ですね。
|
|
|
|
● |
|