サイズは、胴径
29×
高さ
13
㎝です。内側は、黒塗仕上げの炭斗です。使用感もあまり感じられず、気になるような傷みは見られません。美品です。
一連の茶道具はお茶の先生宅よりお譲りいただいたものです。
瓢炭斗(ふくべすみとり)とは
…
亭主が客の前で炉や風炉に炭を組み入れる炭点前(すみでまえ)で用いる、瓢箪の実の中を刳り抜いて乾燥させて作った炭斗です。
昔は口切の際に毎年新しいのを切り、その炉の期間を通して用いたあとは捨てるのが通常だったといいます。
現在では口切や開炉などの炭手前に使用され、新春には用いられないのが普通です。
炭の組方が他の炭斗と異なり、「乱組」
(
らんぐみ
)
にします。底が丸く狹いためといいます。